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『アラビアのロレンス』と『プロメテウス』 [映画 Movie]

ピーター・オトゥールの存命中に、彼の姿をスクリーン上で見るのは、不思議な事に『プロメテウス』の中でデヴィッドが好んで『アラビアのロレンス』を観るというあの場面が最後となった。なぜデヴィッドは『アラビアのロレンス』を好んだのか?いくつかの推論をしてみたい。

The trick, William Potter, is not minding that it hurts.

Big things have small beginnings.

There is nothing in the desert and no man needs nothing.
1.容姿の類似から
デヴィッドが自らを似させているためもあるが、映画におけるデヴィッドは、ロレンスに容姿が似ている。そのためデヴィッドは、ロレンスに親近感を覚えた。しかしこの理由はおかしい。デヴィッドはアンドロイドであり、その容姿は自由に変更できる。自らにアイデンティティを植え付けるために、まずロレンスに心酔するのが最初であり、その後、姿を似させていったと考える方が自然だ。

2.責務の類似性
『アラビアのロレンス』の中でマッチの火をロレンスが指で直にもみ消すというシーンがでてくる。またロレンスが本人として思っていた責務は、未開のアラブに近代化をもたらすということであった。近代化をもたらす、すなわち太古においては、人間に火をもたらしたプロメテウスの業績であり、いまだ謎ではあるが『プロメテウス』の冒頭で、自らの体を分解することで地球に生命をもたらした巨人の業績でもある。デヴィッドはプロメテウス号という船に搭乗し、自分の職務を、ロレンス、プロメテウスに投影したのではないか。
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