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Alive 2 [音楽 Music]

『アライブ2』の方が好きだ。『アライブ1 地獄の狂獣』よりも、好きな曲が多く収録されていることが理由だ。『アライブ2』はレコードで持っていた。当時の僕を狂喜させたのはレコードジャケットサイズのフォトブックだった。4~5ページの冊子であったが希少な写真は、今のようにいくらでも画像をネットで検索できるような時代ではなかった頃において、僕を喜ばせた。

先日、英会話の教室で先生が、キッスのことを話した。なんでも先生の初めてのコンサートがキッスだったそうだ。僕もその時、「僕が初めていったコンサートもキッスです」と声を大にして言いたかったが、そのようなキャラクターでもない僕は黙っていた。

しかし、そんなことから、僕は棚からキッスの『アライブ2』を取り出してきて、聴きだしたのだ。
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キッスには数多くの名曲があり、いずれも甲乙つけがたいが、僕にとって一番思い入れがあるのがI Want Youだ。僕がキッスをリアルタイムで聴いたのは、『アニマライズ』ぐらいから。その後1970年代のキッスに夢中になり、LAメタル全盛時にキッスも『クレイジー・ナイツ』をリリースした。当時の僕には、メイクアップをしたキッスは伝説だったのだ。どれだけ憧れただろうか。特にテレビでプロモーション・ビデオを放送する番組でかかったI Want Youにとにかく憧れた。僕にとってメイクアップしたキッスとはこのビデオなのだ。



以前、思い出のある古書店として武田書房を紹介したが、もうひとつ通った古書店が町田にあって、それが高原書店というものだ。移転はしたがいまでも町田にある。高原書店で買った古書でいまだに所有しているものは、ジョルジュ・サドゥール著の『チャップリン』だ。中学生の時、定価500円と書かれている本が、なぜ1000円なのか、といまひとつ損をした気分になりながらも、チャップリンの情報に飢えていた僕は、迷わず購入した。

高原書店の音楽雑誌のコーナーで、僕はキッスのスコアがあったことを思い出す。そのスコアにはI Want Youが入っていたのだ。しかし結局買わなかった。武田書房で買い損ねた『鏡と皮膚』もそうだが、古書店で買おうか買うまいか悩み、結局買わないことを選択すると、大脳新皮質に記憶がこびりつくことになるようだ。

その後キッスは再びメイクアップをしだす。実物を見てみたい、とは思うが、そのニュースを知った時、僕の音楽に対する熱意のベクトルはロックだけに向けられているものではなくなったことと、音楽とノスタルジーの芳醇な香りよりも、ビジネスと火薬の臭を感じるので、メイクアップしたキッスのコンサートへ赴くことへの意欲はあまり強くならないのだ。

さて今週の土日は、仕事で二日間ともオフィスで働かざるを得なかった。しかし日曜日の午後、いい加減うんざりしたので、家族とIKEAに買いものにも行く約束をしていたため、オフィスを1時には出た。僕は家に帰る前に、少し寄り道をした。それがイングルウッドにあるLAフォーラム。今回、Alive 2を引っ張り出してきて聴きだし、Alive2がいくつかのコンサート会場からのベストテイクを集めたものだということを知った。その中には誇らしいことに日本武道館からのテイクも含まれている。また日本に戻ったら日本武道館を見に行こう。Alive2の中で、一番使われたのはこのLA Forumでのコンサートなのだ。
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土日も働かなければならない、それはひとえに自分の力量不足に起因するとはいえ、そのような境遇であっても、会社と家に帰る途中、ほんの少し1時間ぐらいの寄り道をするだけで、キッスのアライブ2が収録されたコンサート会場を訪問できるのだ。それで十分ではないか。

そして夜、やはりオフィスに行ってまた仕事をしようと思い、戻る際に、非常に夕陽がきれいなので、公園に駐車して写真を撮った。カリフォルニアならではの夕焼けだ。十分すぎるだろう。
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