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Grapefruit [読書 Books]

先日、サージェント・ペパーズのアニバーサリー盤を聴きながら、ふと車の中で「そもそもイマジンのアイデアはオノ・ヨーコだったのでは?」と思ったのだった。

大宮にあったジョン・レノン・ミュージアムが好きだったということは、何回か書いたが、僕が最初に行ったときのテーマ(常設に対する特別展のような)がオノ・ヨーコだったのだ。そこで僕はオノ・ヨーコのインストラクション・アートというものに非常に感銘を受けた。やはり一番記憶に残ったのが「この本を読み終わったら、この本を燃やしなさい」というフレーズだった。

その頃より、オノ・ヨーコとは、世間一般の認識であるジョン・レノンの妻という肩書ではなく、彼女自身が素晴らしい芸術家であるのだ、という認識を僕は持ったのであった。

そして4月に日本に戻った時、草間彌生の展示会に行き、そのすばらしさに圧倒されながらも、僕は今現在、自分が置かれている境遇とも相俟って、一番記憶に残っているのは草間彌生が着物姿でニューヨーク(だと思うが)を闊歩する映像であった。僕はその映像から、エミール・フォン・ザウアーからダメ出し受け、1925年に自害した久野久の姿を見る思いだった。

草間彌生の作品から、実は僕が思いを馳せたのは、久野久の他に、オノ・ヨーコだったのだ。ああ、そうだもしかしたら、あのオノ・ヨーコのインストラクション・アートの作品が書籍として発売されてるのではないか?調べたら、簡単に入手できることが分かった。日本語に翻訳されたものもある。

IMG_4480.JPG

僕は間違いなく、この『グレープフルーツ』を購入したのは、『サージェント・ペパーズ』のアニバーサリー盤を購入してからだ。そして僕が、このアニバーサリー盤の中から、いったい何を一番気に入ったのかと言えば、それはストロベリー・フィールズのテイク7なのである。製作途中のもの。永遠に突き進む、創造のベクトル。オノ・ヨーコの『グレープフルーツ』にも同じく僕はその創造のベクトルが息吹いていることを感じるのである。

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