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グルーチョ・マルクス アカデミー賞受賞時のスピーチ [映画 Movie]

チャップリンがアカデミー名誉賞を受賞したのが1971年、それから2年後にグルーチョ・マルクスが同じ賞を受賞している。ジャック・レモンによる紹介でグルーチョが登場する。あのマシンガン・トークのグルーチョがなかなか言葉を発せないなんて!




伝説的な喜劇役者でアカデミー名誉賞/特別賞を受賞した順は次のとおり。

1952年:ハロルド・ロイド
1959年:バスター・キートン
1971年:チャールズ・チャップリン
1973年:グルーチョ・マルクス

チャップリンは1929年にサーカスで名誉賞を受賞しているが、それはアカデミー賞の第1回、まだアカデミー賞自体の価値も定まっていないころの受賞であって、1971年の受賞とは意味が大きく異なるので記載しなかった。こうして考えると、チャップリンの受賞は、その功績に比較して非常に遅く、やはり戦後ハリウッドとチャップリンの間には、大きなわだかまりが存在していたことが分かる。
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チャップリン アカデミー賞受賞時のスピーチ [映画 Movie]

チャップリンのアカデミー賞受賞シーンは僕はちゃんと観たことがあっただろうか。おそらく以前に『Unknown Chaplin』の発表時にテレビで放送された短縮版で見ただろう。今の時代、You Tubeでただ検索すれば、見ることができるのである。拍手と無言だけで長い苦悩と喜びを語り尽くすこれほど感動的なシーンは他にあるだろうか。


昨日、『街の灯』のロケ地であるビバリー・ウィルシャー・ホテルを訪れ、そしてチャップリン・スタジオにも立ち寄り、そして今日、You Tubeで簡単に検索するだけで、この感動的な場面を見る。なんと自分は素晴らしい境遇にあるのだろうか。チャップリンの情報に飢えていた中学生の頃と比べたらとてつもない違いだ。

このスピーチを取り上げた、あるいは興味のベクトルが向いた理由は上述のとおりなのだが、実はもう一つ理由がある。今日、家族でロングビーチのフリーマーケットにまた行ってきたのだ。しかし特に欲しいものもなく、何も買わずに帰ってきた。

そのためフリーマーケットのことで書くことはないのだが、以前書こうと思って、途中でそのまま書き途中でほったらかしになっているのが、この記事。
http://blog.so-net.ne.jp/fuyublog/2017-05-22-2

前回の記事を完成させずに、こちらの記事に書いてしまうが、1ヶ月前にロングビーチのフリー・マーケットで購入したものが、実はこの雑誌なのだ。

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チャップリンのブーム、昭和の終わりの映画をめぐる記憶 [映画 Movie]

僕がチャップリンに熱中した時、その熱意は、それまでの芸術作品に対する熱意とは異なり、非常に純粋な熱狂であった。小学校5、6年生の頃より、兄がいたせいと、また自分の基本的な知識欲の強さとも相俟って、芸術に対する非常に広範な知識を持っていたが、そこにはどうしても子どもじみた自己顕示欲が付きまとっていた。しかし中学1年の夏休みに、NHK、いや教育テレビだろうか、チャップリンの短編を集中して放送したことがあり、それを境に僕の中に生じた熱意は非常に純粋なものだったのである。『ゴルフ狂時代』『担え銃』『偽牧師』『犬の生活』『キッド』『給料日』この6作品と、『戦債』および『チャップリンスタジオ』の短編が放送された、と記憶している。放送順もこの順序だったのではないだろうか。

ちょうど夏休みにあたり、僕は当時めずらしく、運動部に入っており、夏休みの練習時、友人達と前日に放送された、チャップリンの作品についていかにおもしろいかを語りあった。あの時、間違いなくチャップリンのブームが起こったのである。

チャップリンはもちろん、長期的にみれば、そのキャリアの前半から終生まで、常に大監督であり大俳優であった。しかしブームが沈静化していたことももちろんあったのだ。チャップリンのブームは歴史的には1970年代の前半、日本ではビバ・チャップリンと呼ばれるものがある。確かビバ・チャップリンは、2度に分かれる。おそらくそれはチャップリンが死去する1977年だろう。そして1985年ごろ新たなブームが起こったのだ。僕はこのチャップリンの新しいブームは、前述のNHK、教育が放送した短編が巻き起こしたと思っている。

その後、チャップリンの上映権が切れるということで、チャップリン・フォーエバーと銘打たれ、チャップリンのフェスティヴァルが開催された、僕は最高に楽しみにし、初回の『街の灯』を新宿に、『ライムライト』は横浜に観に行った。どちらかを友人と観に行ったのである。記憶があいまいだが、ライムライトは、僕は映画館の場所に迷い、上映間際に滑り込んだので、立ち見で見た気がする。信じられないだろうが、1986年当時、チャップリンの『街の灯』をメインストリームの映画館で上映し、観客は立ち見すらいたのである。

しかしこのようなまるでチャップリンが現役であったころの往年の映画黄金時代を思い起こさせるような取り組みは2作でとん挫する。広告は縮小し、僕はライムライト以降の上映を記憶していない。僕は見る機会を失ったが、それでもNHK、教育で、昼に放送する名画劇場で、いくつかの主要長編を見ることができた。それは『黄金狂時代』『サーカス』『モダンタイムス』である。

それでも足りなかったのだ。後年知るのだが、僕はチャップリン・フォーエバーはライムライトで打ち切りになったと記憶しているが、その後ラスト・チャップリンというフェスティバルも行われている。それはどこまで上映されたのだろうか?

当時、チャップリン・フォーエバーに永遠に見放された僕を救った映画館がある。ACTミニシアターという高田馬場にあった映画館だ。ここでチャップリンの映画が上映される、というのを、確か父が新聞で見つけて、教えてくれたのではなかったか。ACTミニシアターは、狭い部屋に座布団の上に座り、21世紀の現在では、大型テレビと同程度のスクリーンを皆で鑑賞するものだった。2回か3回通った覚えがある。最初、母に連れて行ってもらい、後は自分で行った気がする。確かそこで『殺人狂時代』と憧れの『独裁者』を鑑賞できたのだ。

『独裁者』非常な憧れを持っていたのは、当時、町田の高原書店で手に入れた、この書籍の表紙からであった。ぜったいこの映画は面白いぞ、と思わせるにたる滑稽なシーンだ。中学校1年生にとって1000円という紙幣は高価であり、定価500円と書いてあるこの本に、なぜ1000円払うことにいささか損をした感情を抱きながらもチャップリンに対する情報を求めていた僕は購入した。
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とにかく、当時チャップリンに対する知識に飢えていたのだ。新聞にちょっとした記事が載れば、それを切り抜いて保存した。広告などもすべてだ。近所の本屋さんで僕はチャップリンについての第一人者である淀川長治さんの文庫本を購入した。その後、僕は売り払ってしまったが(僕はCDだけでなく書籍もジェノサイドをしたのだ)、思い入れのある本なので、もう一度買いなおした。
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何度も読んだ。この本の他に、『続・私の映画の部屋』『私の映画教室』も同じ本屋で購入した。僕が好きな淀川長治さんのチャップリンについての記述は、この本でみつからないのだが、『サニーサイド』についての記述だ。チャップリンが夢の中で天使と踊り遊び、転んだときにサボテンのトゲがお尻にささり、夢から覚める、と淀川長治さんは記述する。僕はその頃『サニーサイド』を見ることができなかった。後述するが、サニーサイドを鑑賞できるのは、LDでチャップリン・コレクションが発売されてからだ(僕が高校生になってからだろう)。僕は後年、『サニー・サイド』を見て、淀川さんの記述が間違えていることを知る。チャップリンは確かに転び、サボテンのトゲがささる。しかしその時点では夢から覚めないのである。まだ夢の中での天使たちとの戯れは続くのである。

淀川長治さんの記述は間違えていた。僕はその時、非常な感銘を受けたのだ。「淀川長治さんは、1919年に少年の頃に見た当時の記憶を数十年経った後で語っているのだ。おそらく子どもの頃の淀川長治さんには、サボテンのトゲがささるという事象のインパクトが強く、記憶がそのようになったのだろう」。僕はその時、淀川さんの、映画評論家、鑑賞者、歴史の証人、チャップリンへの愛情、そのすべてにおける強さに圧倒されたのだ。

この『私の映画の部屋』をあらためて読んで、「昭和らしいな」と思う記述がある。「ここでどうなると思うと、コマーシャル」という記事がある。そもそも2017年の現在“コマーシャル”なんて普段書くだろうか?素晴らしいカタカナの響きだ。なんとなく大橋巨泉の姿が目に浮かんでくるのはなぜだろう。昔、テレビで映画が放送されると、CMで切断されることが嫌だったのだ。淀川さんも嫌いだったろう。しかし日曜洋画劇場の解説者として、コマーシャルの意義、コマーシャルがいかに計算されてさしはさまれているかを、淀川さんは説明する。そんなところにも淀川さんのプロ意識、人格を垣間見るのだ。

1985年頃、淀川さんの著作の他に、当然僕が手に入れた文庫がある、なぜ僕は当時手に入れた現物を処分などしたのだろうか、それは『チャップリン自伝』だ。しかし1985年当時、入手できるのは『若き日々』だけであり、チャップリン自伝の全体ではなかった。ハードカバーは確か絶版であったはずだ。文庫の『チャップリン自伝』で後半が出版されるのは、ロバート・ダウニー・Jr主演の『チャーリー』が公開される1992年になってからである。

高校2年生か、3年生の頃であろうか、一向に大学受験の勉強をはじめない、僕に、母がお金をつかませ、「これで参考書でも買ってきなさい」と言ったときがあった。僕はそのお金をもって、町田にある書店に行った、確かジョルナにあった本屋さんだ。参考書を買いに行ったはずの僕は、思いがけず、あこがれの書籍を見つけてしまう。『チャップリン自伝』のハードカバーだった。僕は参考書は買わず、『チャップリン自伝』を買って家に帰った。母は僕にこう言った「チャップリンならしょうがない」。

そんなことをしているから当然大学受験も失敗した。予備校に通ったが、勉強をするわけでもなく、僕が通った新大久保の予備校で覚えている記憶の一つは、駅前の書店で、次の本を購入したことだ。
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この文庫も、僕は後に処分してしまい、いま挟まっているレシートを見れば、1998年に渋谷のパルコで買いなおしたものだった。なんとなく思い出したが、渋谷のパルコで何か本を買って帰ろうと思い、これを選んだのだ。当時社会人になったばかりで、時間的な自由を失ったものの、金銭的な自由を得た僕は、多くの映画を鑑賞していた時期で、この文庫をまた必要としたのだろう。

この本でランキングに選ばれている映画、というのは実に昭和的なのだ。例えば、2017年の今、知識人達に同じアンケートを取れば、まったく違う結果になると思う。例えば、監督ベスト10には、ゴダールも、メルヴィルも、アルトマンもポランスキーも入っていない。絶対、男優ベスト1にジャン・ギャバンは選ばれない。時代の趣味は変わったのだ。

この本の表紙に、『黄金狂時代』が書かれているのだ。2017年に同じような本を企画したとして、黄金狂時代が表紙を飾るだろうか?なんと作品ベスト150に『キッド』が60位に入っているのである。驚くなかれ、今、何度も目をこすり確認したが、あの世紀の傑作『チャイナタウン』が150位どころか、そこから漏れた200位までにも入っていない。もちろん『ロング・グッドバイ』は探す気にもならない。これだけ時代精神が影響しているのだ。

僕はこの文庫の中で、非常に好きな文章、寄稿者がある。それは逸見政孝さんだ。彼は小難しいインテリ気取りの映画通ではない。彼は自分のベスト10のうち6作品をチャップリンの作品を挙げ、ベスト1の監督、男優にもチャップリンの名前を挙げたことで、この文庫で、チャップリンについての文章を載せるという素晴らしい栄誉を手に入れる。文章ではチャップリンとの出会いは小学生にさかのぼると書いている。となると1950年代だろう。しかし僕は推測する、逸見さんがチャップリンに熱中しだすのは、おそらくビバ・チャップリン、そして、ベスト10のうち6作をチャップリンに捧げるほどになるのは、1980年代のチャップリン・フォーエバー、そうNHKが短編を再放送をしたことで巻き起こったブームが影響していたはずだ。

僕は基本的に天邪鬼であり、きれいごとも、好きでもないのだが、逸見政孝さんだけは、このチャップリンについての寄稿文から、本当に真面目で、誠意のある、素晴らしい人だったのだな、と信じて疑わない。まったく彼に対して批判めいたり妬んだりする気が起きない。彼が寄稿したのは42歳のとき、彼が亡くなる6年前のことだ。断言するが、この文庫の中で、もっとも昭和の証人としての、感覚に満ち溢れた素晴らしくも純粋な文章は、逸見政孝さんのそれである。

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メッセージ [映画 Movie]

飛行機の中で見た映画。面白かったのだが、やはり,英語がわからないところが多く、僕の面白さは半減している。宇宙人との闘い、といったようなテーマではなく、まったく別の形状をした知的生物との言語コミュミケーションの構築の過程、といったものを描写しているのが面白い。巨大なオブジェのような円盤は、当然モノリスから始まる連綿としたイメージの歴史だ。今回、気づいたのは、こういったSF作品は、きまって登場人物の内面、記憶といった、非常に狭いものに焦点をあてていく。それはおそらくソラリスから始まった系譜なのだろう。

邦題タイトルはなんでメッセージにしたのだろうか。そのままアライバルで良いと思います。

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Toyota Museum [映画 Movie]

Several times, I've already visited Toyota museum. Because, at there, every time, a business seminar is held. At break time, I always blouse in the museum for looking marvelous, beautiful, historical cars. Of course, Petersen Automotive museum is better than this, but this museum is specialized for Toyota car, it is very proud for me as one of Japanese. So many times, I had taken pictures of Toyota 2000GT at this museum, but I can't chose not to take a picture of this car many Japanese proud. According to the explanation board, this is the one of 9 Toyota 2000GT those were imported to US from Japan at that time.
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Logan [映画 Movie]

面白かったです。X-menシリーズは、スパイダーマンとともに、現在のスーパーヒーローものの映画のの隆盛を築き上げた立役者であって、その中でもやはりはまり役だったヒュー・ジャックマンのウルヴァリン、パトリック・スチュアートのプロフェッサーXの貢献度というものは歴史に残るものであったわけだ。その後X-menシリーズは、アベンジャーズや他のユニバースと関連しだし、俳優の加齢もあり、世代交代も図ってみたり、とにかく複雑化した。もうヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアートの出る余地はなくなってしまったのだ。いってみればこのLOGANは、X-menシリーズの最大の貢献者であるこの二人に捧げられた最後の花道であったに違いない。

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Christeen [映画 Movie]

飛行機の中で観た映画。僕が英語をよくわからないから、わかっていない部分も多いのだが、この映画、結末が知られている以上、そこに注目して観るほかなく、俳優陣も主演のレベッカ・ホールを筆頭に素晴らしい演技を見せてくれているのだが、結末が唐突に来る感じがしてしまう。唐突に来てしまう感じがする、ということは結末に至るまでの説得力がどうしても足りない、ということになってしまう。この映画が題材としている実際の事件でも、その結末は唐突に訪れたのであるから、この映画はその結末に対して説明を与えようと試みている部分があるはずなのだが、そこまでに至っていない、と思う。俳優、映像は素晴らしいのだけれど、脚本・作品がいまひとつ。まっ。僕が英語がわかるのであれば、その唐突感はもっと解消されたはずだったことは間違いない。


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マッドマックス2の落とし子たち [映画 Movie]

『マッドマックス 怒りのデスロード』は1年ほど前に飛行機の中で観たのだが、字幕なしでみたからか(英語がわからないため)、それほど感銘は受けなかった。マッドマックスの3作目、サンダードームは、なんども(それこそ3回、4回?DVDも持っている)観だしたのだが、いまだかつて最後まで観終えていない。正直に言わせてもらえば、これだけ見ようと思って取り組んでも、途中で眠ってしまったり、かといってその続きを見ようという意欲もわかないとなると、おそらくつまらないのだろう、と決めつけている。しかしアメリカ人の同僚に「マッドマックスシリーズでどれが好き?」と聞いたら「サンダードームだ」と答えたのが、非常に意外であった。ならばやはり何か良いところがあるのだから、そのうちまた見てみよう、とも思う。もちろん僕にとってマッドマックスシリーズの最高傑作は2作目をおいてほかにはない。


社会人になったとき、自分と同世代の同僚がマッドマックス2を知らないというので驚いたことがある。マッドマックス2がなければ北斗の拳もなく、ロードウォリアーズもいなかったであろうし、(もちろん両者はマッドマックス2がいなくとも世に出てきたものであるが、その姿形は異なるものとなっていたであろう、という話だ)、そのような事実を知らないということに驚いたのだ。




マッドマックス2に影響を受けたという作品は、ほかにもいくらでも挙げることができる。ほぼ同時期に2匹目のドジョウばかりを狙うロジャー・コーマンによって作られたおそらくは100匹目のドジョウである『バトルトラック』(オリジナルタイトルはWarloards of the 21st centuryだったそうだだ)もそうだ。


セブン・アンド・ラグド・タイガーの後で相当のプレッシャーを受けながら制作され、結果気負いすぎてしまったデュラン・デュランのワイルド・ボーイズもマッドマックス2の落とし子の一つだ。


そしてなぜかマッドマックス2より14年の歳月を経て突然作られたウォーターワールド。僕は大好きだが(映画館に3回観に行った)、酷評される理由もわからなくもなく、またユニバーサルを代表する作品でもなんでもないのに、なぜかテーマパークでいまだにアトラクションを展開されるという奇妙な立ち位置を保ちつづけるウォーターワールドは最後の子孫と言ってよいのかもしれない。


なぜ今回この記事を書き出しのかというと、子どもの頃、好きだった石渡治のスーパーライダーというマンガを最近、入手したいな、と思っているのだが、まさにそのスーパーライダーもマッドマックス2のフォロワーだったのだ、ということに今日あらためて気づいたからだった。スーパーライダーは1980年から連載開始。マッドマックス2より先ではないか、と思うかもしれないが、この作品でマッドマックス2の影響がでてくるのは物語の後半。おそらくそれは1982年ごろとなる。

スーパーライダー 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]

スーパーライダー 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 石渡 治
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • メディア: コミック



音楽という範疇よりデュラン・デュランを記載したが、音楽となると、マッドマックス2の支持者はまだ出てくる。まず筆頭は、ジグ・ジグ・スパトニック。Wikipediaではっきりとマッドマックスの影響を受けていると記載されている。


メジャーデビューしたてのころのXジャパン、聖飢魔Ⅱにもその影響は見いだせる。




Xジャパンや、聖飢魔Ⅱが影響を受けたものは何か?と言われてマッドマックス2をまず挙げるよりもKISSを挙げる方が普通だろう。KISSは明らかにマッドマックス2よりも前に、かなり傾向の似ているスタイルを打ち出していた。特にジーン・シモンズの姿に見いだせる。1976年でジーン・シモンズはすでにマッドマックス2に出てきてもおかしくないような恰好をしている。


マッドマックス2がすべての始祖なのではなく、マッドマックス2ももちろん先達の影響を受けたわけだ。そこに偉大なるKISSの名前を掲げることはおかしくない。パンクロックの影響を受けたことも当然だろう。しかしKISS、パンクロックこそがマッドマックス2の産みの親なのだと言い切ってしまうのは早計だ。Wikipediaに書かれているが、70年代のパンクロックでは、モヒカンという髪型や、鋲のついた攻撃的なファッションは見られず、それらは80年代に勃興したものであると書かれている。それではマッドマックス2がパンクファッションの新しい潮流を生み出したのだろうか?それもまたマッドマックス2を持ち上げすぎだ。マッドマックス2とパンクファッションはおそらく同一の祖先から産まれ、相互に影響を与えながら形作られたに違いない。

KISSになくて、ジグ・ジグ・スパトニック、聖飢魔Ⅱ、Xジャパンにあるものは何か?それこそがまさにマッドマックス2が後世に与えた一番の影響であると言えるかもしれない。それは聖飢魔Ⅱの名前にそのまま現れている。まさに世紀末感、終末観、それこそがマッドマックス2がパンクファッションに加えたもう一つのスパイスだったのだ。



さぁ、マッドマックス2の子孫をまとめてみよう。

 1981年:マッドマックス2
 1980~1982年:スーパーライダー
 1982年:バトルトラック
 1983年:聖飢魔Ⅱ
 1983年:ロードウォリアーズ
 1984年:北斗の拳
 1984年:デュラン・デュラン ワイルドボーイズ
 1986年:ジグ・ジグ・スパトニック
 1987年:X ジャパン
 1995年:ウォーターワールド

※ロックバンドは、結成年ではなくメジャーデビューした年を記載。
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カフェ・ソサエティ [映画 Movie]

飛行機の中で見た映画。ロサンゼルスの歴史的な建物が映るかな、と思って目を凝らしてみました。ただわかったのはクロスローズ・オブ・ザ・ワールドと、チャイニーズシアターだけ。チャイニーズシアターでは1930年?当時の映像としてのため、サインのあちこちがまだ空白で、画面いっぱいにクローズアップされたのはグロリア・スワンソンのサインでした。

僕がまた筋が追えていないため、100%楽しめていないのですが、語り口が、LAコンフィデンシャルを意識していて、なぜかギャングの抗争がところどころ差し挟まれる。主人公の人間関係に関連しているとはいえ、ずいぶん余計な要素に思えます。

それとLAコンフィデンシャルやチャイナタウンほど時代考証が徹底しておらず、そもそも、女優陣のメイクが当時を感じさせない気がするのですが。(時代考証が徹底していない証拠に、他に、ビバリーヒルズの高台から東の遠方を映すショットで、現在のロサンゼルスのダウンタウンの高層ビル群が映ってしまっています)

ま、別に徹底しようが、しまいが、映画なのでどちらでもよいのですが、まぁとにかくウッディ・アレンの映画なので、見ていると、あぁジャズに合う映像を撮たかったんだろうな、と思いました。
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スーサイド・スクワッド [映画 Movie]

飛行機の中で見ました。非常に面白かった。これだけ個性のある悪役を集めて、ハーレクインを主役として光らせることに成功している。バットマンは出てくるし、フラッシュも出てくるので、ただのスピンオフ作品ではなく、ちゃんとDCユニバースの中の重要な作品のようです。ほかをあまり見ていないのですが。ハーレクインのどこが、イカれているかというと、あれだけの強敵に対してバットで立ち向かうというその感覚ではないか。

英語で字幕なしで見ましたが、40%ぐらいはわかった気がします。筋も追えているし、半年ぐらい前にデッドプールを英語で見たら、さっぱりわからなかったのとはちょっと違う。デッドプールよりスラングとかが少ないのかな。
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