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山吹の里の碑 [建築&歴史 Buildings&History]

昨日、長谷川町子美術館で「よりぬきサザエさん」の第1巻を購入し、読んでいたところ、ひとつよくわからない作品があった。お隣さんが1000円を崩してほしいと磯野家へ駆け込んでくるが、サザエさんはあいにく1000円分の小銭がない、そのかわりサツマイモの半分を差し出すのだ。驚くお隣さんと同様、フネもサザエに対し、なんでそんなことをしたのかと聞くと、サザエが短歌の一句を説明する事が落ちとなっている。

サザエさんは歌の全部を詠まないのだが、手掛かりに調べると、次の歌に行きつく。

七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき

これは兼明親王が詠んだ歌で『後拾遺和歌集』に収録されているものだが、それよりも太田道灌を主役とした山吹の里の伝説で有名となっている。

山吹の里の碑は、面影橋にある。
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僕は以前ここにある会社に仕事で何度か通ったのだが、その時分、このような石碑があることなど知らなかった。教わったところで、興味も示さなかっただろう。




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パレスサイド・ビルディング [建築&歴史 Buildings&History]

父から借りた東京人の雑誌で、東京のモダニズム建築の特集したものがあり、そこで紹介されているビルとして竹橋にあるパレスサイド・ビルディングに行ってきた。竹橋はあまり降りた事がない。新宿に行く際の乗り換えで使うばかりだった。

パレスサイドというのは、降りてみてすぐに気づいたが、皇居のとなり、という意味だ。パレスサイド・ビルディングは林昌二のデザインによる。林昌二は中野サンプラザも手がけている。
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長谷川町子美術館 [その他 Others]

11日の夕方、長谷川町子美術館に行ってきた。失敗したのは、この美術館、長谷川町子が存命中の昭和60年よりあり、もともとは長谷川町子が蒐集した美術品を展示する美術館として会館したのだが、僕は長谷川町子の原稿とかを展示しているコーナーだけを見て帰ってきてしまった。しかし僕の目的も長谷川町子の作品、ゆかりの品などを見にいったのであり、それだけでもよかったのだが。

僕の父は戦後日本の典型的な教養人で、その典型ぶりが若い頃の僕に反撥心を抱かせたりしたのだが、僕も子どもを持つ身となり、社会で揉まれ、父が味わったのと同じ苦渋をいくつも経験したことで、今では戦後日本の典型的な教養人としての父に対し、まったくもって感服し尊敬の念を持っている。

いくつかの記事で、書棚の景観、背表紙の重要性(驚くべき事に岩波文庫が背表紙を変えたウンベルト・エーコの作品を出していることに気づいた、なんたることだ)、について記述したが、父の書斎にあった書棚は実に素晴らしいミクロコスモスであった。

戦後日本の典型的な教養人としての父は、当然のごとくマンガに対しては一定の嫌悪感を示していたが、そんな父でも認めざるを得ない、いくつかの漫画家の作品を所有していた。

いや、父は本当に戦後日本の典型的な教養人なのだろうか?思えば、父は常に新しいものへの好奇心を持っている。過去に囚われる自分に対し、父はいつも新しい事象へ寛容であった。80歳を前にして、新しいパソコンや、タブレットを欲しがる人が何人いるだろうか?定年間近の頃にWindows 95を手に入れたり、ベータがいいのだ、と言い張り、家族にベータデッキを使わせるような人が何人いるだろうか?

父のそのような保守と革新の絶妙なバランスが、書棚におそらくいくつかのマンガを置かせる結果につながったのだろう。

そのような父の書棚に置かれた漫画家の作品が、手塚治虫と長谷川町子の数冊であったのである。僕は若い頃より、長谷川町子のサザエさん打ち明け話を熟読した。非常に面白い作品だった。
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かに道楽

新宿の東口にある、かに道楽の有名なオブジェ。このようなオブジェも以前は下品なものと思って嫌悪したものだが、時を重ねれば、価値あるものへと変貌する。昭和の歴史としてずっと残してもらいたいものだ。
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このオブジェを見て、もちろんいままでに何度も見た事があるが、初めて僕はこのカニがなんというカニなのかを調べたのだ。僕は生活に関連した事に対して知識が乏しく、典型的なマニアとして知識が偏向しているのだが、告白しよう、最初タカアシガニかと思ったのだ。

いま、この記事を読んだ多くの人が僕を馬鹿にしたと思うが、ならばスフィンクスのごとく、新たな謎を提示しよう。タカアシガニではないだろう、何を愚かな事を言っているのだ、と思った方々、ではこのオブジェはタラバガニとズワイガニのどちらですか?

答えはズワイガニである。

タラバガニは、一見してわかる手足は実は8本、また人間から見ればカニであるが、生物学上の近似種は実はヤドカリ、エビの仲間である。おそらく強要すれば向きは変えられるのだろうが、通常タラバガニのハサミを除いた足は後ろ、頭とは逆の方向に向かって折り曲がっている。タラバとは鱈の漁場で取れるカニということでそのように呼ばれた。

一方ズワイガニは、一見して分る手足は10本、そしてズワイガニはまぎれもなくカニの仲間に属し、その証拠に横にしか歩けない。





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安与ビル [建築&歴史 Buildings&History]

これは9日に新宿に行った時に撮った写真。こんなビルがあったことにいままで気づいていたのだろうか。1969年に竣工した明石信道の設計によるもの。
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